あおもりの社食から

弘前市の旧いものを活かす手菅は素晴らしいと、いつも思います。もともと城下町。中でも「藤田記念庭園」がお気に入り。昔は「藤田別邸」と呼ばれておりました。日本商工会議所の初代会頭だった藤田謙一の別邸だったからです。その中にある“大正浪漫喫茶室”のアップルパイ(370円)。飲み物とセットにすると720円です。ステンドグラスもとっても素敵！

新町の「チャンドラ」のドリンクとケーキのセットです。お好きなケーキを選んで珈琲をつけると800円を超えますが、ケーキはフワフワ。リュクスな時間です。ここは10年前は「サンドリオン」という創業60年の老舗のケーキ店でした。古いお店がどんどんなくなっていく新町。「サンドリオン」とは「シンデレラ」のフランス語読みだったよねぇ…と、しばし遠い目になりました・・・。

「新町２丁目のレストラン」が12月いっぱいで閉店とは！官庁街の社食のような33年間。「栄作堂」といい「お茶の成田園」といい…新町の顔ともいうべき老舗が次々と閉店していきます。新町はいったいどうなってしまうのか。“何かが終わって何かが始まる”ブリッジスの“トランジション”。きっと新たな始まりが来るのです！玉ちゃんは“オム焼きそば(670円)”。“ボルガライス(980円)”は福井県武生の名物だね！

今日はランチではなく、弘前のドーミーインの朝食のご紹介です。前職のＭ社では毎月の会議で仙台泊。ドーミーインが常宿でした。温泉付きで朝食無料。弘前市のドーミーインができてからは、お友達と利用しています。朝食のバイキングには“せんべい汁”や“いかめんち”があったり、オムレツを作ってくれたり…。同じ経営の函館のラビスタにはかないませんが、十分な朝食です。また、夜間の“夜鳴きそば”のサービスも有名ですね。小腹の空いた時間にはちょうどよい量の“醤油ラーメン”。ごちそうさまでした！

東奥日報社の派遣スタッフさんが、お休みの日にアウルに来てくれました。彼女は派遣先で新人の教育係をしてくれています。なにせ社員９人のうち４人がアウルのスタッフです。彼女がいろいろ面倒をみてくれて、また相談にも来てくれるので、何か変調があっても即日対応ができます。有り難い存在ですね。

東京のイイノホールで研修があったので、すぐ傍の農水省の社食におじゃましました。「手しごと屋咲くら」では“鯨押し”らしく“イワシ鯨ステーキ膳(1000円)”が有名です。お店の入口には「孤独のグルメ」の原作者久住昌之さんが“季節野菜カレー(750円)”を持っている大きなポスター。これも“押し”なのか、ほとんどの方がコレ。たまに期間限定の“釜揚げしらす丼(780円)”を食べている方がチラホラ。まあ、私たちの食べたものをご覧ください。ミーハー丸出し(笑)“鯨の竜田揚げ(350円？)”の小皿を取ってみましたが、見事に幼いころに食べた味のイメージはぶち壊されました。こんなに酸っぱくて臭かったとは…。きっと家では母の揚げたてアツアツのカリカリだったので美味しく感じていたのでしょう。鯨竜田は遠きにありて思ふもの…そしてかなしくうたふもの…ですな。

テレビ局の直接雇用になったミユちゃんと「龍鳳閣」へ。20代で職歴も浅いため、アウルの婆や２人はちょっと心配。ランチの時間を利用して“ビジネスマナー”の速戦講座をやりました。採用されたのはアウルの婆やの力。でも、これからは本人の力が試されるのです。頑張ってくれればいいな…。でも大好きなチャーハンをペロリ！この元気があればきっと大丈夫だね！

昭和６年創業の老舗のパン店「栄作堂」が閉店しました。ここはモッチリした食パンが美味しかった。たぬきケーキ“ぽんぽこ(320円)”を玉ちゃんに食べさせたくて並びました。だって、あの愛らしい姿を見ることができなくなる・・・。次世代に「栄作堂」の思い出を繋いでいくのも婆やの仕事・・・では、ない！仕事は派遣でしょ！

「東田」の“回鍋肉(780円)+ライスとスープ(200円)”。濃い味です！ご飯がすすむ君！そのままでは厭きるので、お酢をかけて“味変”だ。ほほぅ…こう来たかっ…と“孤独のグルメ”の五郎さんなら絶対に言うね！お酢をたっぷりかけるとかなり美味しい。かなり好みです。

「重慶」の“回鍋肉片(750円)”です。お野菜はパリッとしています。ラー油をまわして辛口にして食べるのが私は好き！